第2回NIKKEIブルーオーシャン・フォーラム 有識者委員会が開催されました。

2023/4/5

海洋保全の推進と発信を目指して日本経済新聞社と日経BPが創設した「NIKKEIブルーオーシャン・フォーラム」は、都内ホテルにて2023年4月5日に第2回有識者委員会を開催し、ブルーオーシャン・イニシアチブの代表理事である代島裕世が参加致しました。(サラヤ株式会社取締役として参加)

本会では、2023年度に目指す議論・研究の方向性が固められ、「生物多様性」「資源循環」「気候変動対策」の3視点をつなぐ相乗効果に注目。それぞれをつなぐ領域での事業創出の可能性など、有識者委員会メンバーで非常に活発な議論が交わされました。

議論の中では、代島代表理事より、「グローバルコモンズである海の保全・繁栄を実現するために、全セクターが自分のビジネス領域で貢献することが重要になる。そのための共創プラットフォームをつくる必要がある。」とブルーオーシャン・イニシアチブの重要性を訴えました。

参加された有識者メンバーからは、「環境再生型な経済システム」「アクショナブルナレッジとして、学術とビジネスの連携」「ブルーエコノミー市場」「環境DNA技術などデータ活用」「養殖事業などサステナブルシーフード」「ルール作りも含めた海の見える化」「生活者の意識変容・行動変容の促進」「産官の連携、グローバルとの連携など共創によるシナジー効果」
など、海洋にまつわる様々な視点での発言・提起があり、今後更に深く議論がなされていきます。

また、本委員会での議論は、5月17日の日本経済新聞の紙面でも記事として取り上げられ、読者に向けて発信されました。