第8回ブルーオーシャン・イニシアチブ コミュニティミーティング 開催
2024/2/9
2024年2月9日(金)、Plug and Play Japanにて、ブルーオーシャン・イニシアチブ(BOI)の第8回共創コミュニティイベントを実施いたしました。
当会では、BOI事務局からのご挨拶、コミュニティメンバーのレンゴー株式会社様によるご登壇に続き懇親会を催し、ご参加された約50名の企業やスタートアップの皆様が、海洋環境の問題に取り組むための新たなアイデアや共創の機会を生み出すために交流されました。
開会の挨拶では、代島代表理事から参加のお礼をお伝えすると共に、前回のコミュニティイベントの振り返り、来る大阪・関西万博において、共創アクションの成果発表機会創出に向けての意気込みを述べ、今後の予定として日経SDGsフェス(2/15〜17大阪開催)のトークセッションにて、関係者としてブルーオーシャン対馬 代表取締役 川口幹子氏、またモデレーターとしてサラヤ株式会社 代表取締役社長 更家悠介氏のご登壇に関して参加者に共有しました。
続いて、初参加の企業(株式会社ライトハウス様)のご紹介並びにご挨拶をいただきました。
次に、ゲスト講演者として、レンゴー株式会社様よりBOIコミュニティでの取り組みとして漁業と海洋における「水産業と魚食文化を未来へ繋ぐ」をテーマにお話しいただきました。
BOIを活用したアクションとして①漁箱を変える、②漁具を海に還す・藻場を再生する、③廃プラスチックの循環に向けて、というテーマから、持続的な漁業の実現に向けた同社の取り組みと今後のゴールについてお話いただきました。
①「漁箱を変える」では発泡スチロールの代替として同社が開発した耐水性ダンボールの活用、②「漁具を海に還す・藻場を再生する」では脱プラに向けてのセルロース製品の紹介と活用可能性、③「廃プラスチックの循環に向けて」では廃プラスチックを資源にリサイクルするための回収・再資源化の共同出資会社、製紙工場でのバイオマスボイラ設置の取り組みのご紹介をいただきました。質疑応答のパートでは、持続性の高い資源回収・リサイクルの仕組みや、生分解性・耐水性素材の技術的な観点について様々な質問や意見が出されました。
レンゴー株式会社様からの発表のあとは、希望する分科会に分かれて活動をしました。分科会キックオフと題して、各社の自己紹介や今後の分科会で実施していきたいこと、自社が現在取り組んでいることなどを共有しました。
終了後は、参加された皆様で交流会を行いました。交流会では各社が明日からの活動をよりよくするためのヒントを得るべく、意見交換をされていました。
BOIコミュニティへの参加にご興味、ご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、是非BOI事務局までご連絡いただければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申しております。
【概要】
- 日時:2024年2月9日(金)15:00~19:00
- 場所:Plug and Play Japan
- アジェンダ:挨拶/BOIの活動紹介/ゲスト講演/分科会/交流会
- 参加人数:約50名
【ゲスト講演】
- レンゴー株式会社
パッケージング部門
衣川 綾 様
中央研究所
吉田 香央里 様
化学品 ・ セルロース商品開発本部
高橋 春香 様
「“海ごみ”にならない水産資源の開発」