第15回ブルーオーシャン・リーダーズ
コミュニティミーティング
【実施概要】
●日時:2025年12月12日(金)13:30~17:00
●開催場所:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)
●アジェンダ:挨拶/ご報告・新規会員紹介/会員のみなさまからのお知らせコーナー/ゲスト講演/BOIの来期計画のお知らせ/交流会
●参加人数:会場参加者約60名 オンライン参加者約40名 計約100名
【ゲスト講演】
環境省 水・大気環境局室長 西川絢子氏
株式会社 WMI 代表取締役 伊藤慶子氏
コミュニティミーティングレポート
ゲスト講演
環境省より、国で推進されている海洋政策や企業連携についてご紹介いただきました。また、その取り組みに実際に参加された企業として、株式会社WMI様より、体験談を含め国と企業の連携についてご紹介いただきました。その後の質疑応答やディスカッションでは、法や制度への課題や中長期的な取り組み計画、環境教育と社会のつながりなど、さまざまな視点から質問や意見が出されました。
講演
環境省
きれいな海を取り戻すべく民間企業と連携を進め、水質や透明度は改善された一方で、水産資源はまだ回復せず、さらに気候変動という新たな課題も出てきており、海の環境は大きく変化している。
そこで、豊かな海づくりを目指し、「里海」というコンセプトを提唱。モデル構築による地域の支援のみでなく、科学知見の充実、情報共有の場づくりを通じて、戦略的に「令和の里海づくり」を推進している。そのほかにも様々なプラットフォームを構築し、きれいで豊かな海の実現に向けて企業や地方自治体とのモデルケースや事業スキームの確立に取り組んでいる。また、地球温暖化などの気候変動対策として、マングローブ林や藻場での温室効果ガスの吸収量の算出や、ブルーカーボンに対する重点調査なども行っている。今後もブルーカーボン等によるクレジットの取引基盤の整備や大規模実証プロジェクトの立ち上げ支援などを行っていく予定となっており、BOIでも生まれたアクションを実装させる一つのツールとして連携を行っていきたい。

環境省 水・大気環境局 西川絢子氏
株式会社WMI
藻場や海藻の可能性は環境調整機能から食品、有用成分の抽出まで幅広い一方、まだまだ一般的な認知は低く、眠っている資源もまだまだある。その中で磯焼けなどの要因により漁獲量が日本全体で減ってきており、北海道でも昆布の漁獲量が減少中。対策として、今回のモデル事業を立ち上げ、大学との連携事業やネットワークづくりの勉強会などを実施。企業との商品開発なども行い、売り上げの一部を環境保全に活かしている。また、その活動を継続していくため、子どもたちとの体験授業や商品開発なども行っている。そのほかにも子どもたちとの取り組みとして、生分解性の粘土を開発し、遊んだあと自然に還る様子を観察しながら学ぶというイベントや体験学習なども実施している。今後も自走する仕組みを作っていくことを目指している。

株式会社WMI 伊藤慶子氏

交流会


その後、来期のBOIの活動計画をお知らせし、終了後は交流会を行いました。2025年最後となる交流会では、動き出した共創アクションの情報交換や分科会で発足しているプロジェクトの共有など、各社が明日からの活動をより良いものとするためのヒントを得る場となり、時間を延長するほどの活発な情報交換の場となりました。
最後に
第15回となる今回は、オフライン・オンライン合わせて約100名近くの方にご参加いただく、大規模な実施となりました。
ゲストスピーチについては、国と企業の連携に向けた双方の課題が見え、多様な紹介があり、参考になる話題が見つかった貴重な内容だったとの声が聞かれました。
また会員からのお知らせでは各社の取り組みや共創アクションから発生しているイベントのお知らせなど、交流会では、共創アクション・各社の取組への理解が深まるとともに、新しい会員様同士の出会い・意見交換の場としても有意義な会になりました。
BOIコミュニティへの参加にご興味、ご関心をお持ちの企業/団体様がいらっしゃいましたら、是非BOI事務局までご連絡いただけますと幸いです。
info@blueocean-initiative.or.jp
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。