ブルーオーシャン・イニシアチブについて
About BOI
ご挨拶
私たち一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ(BOI)は、「海」にかかわる産官学民のあらゆるステークホルダーの多面的交流と事業共創を通じて、持続性・実効性ある「海の保全と繁栄」の社会課題解決を目指すアクション・プラットフォームです。
海は、水や空気の循環、また生態系を通じて、地球上の全てのいのちと暮らしに恵みをもたらす存在です。しかし一方で、その恵みを理解しながらも、人間は目の前の便利さ・豊かさを求めることで、海を汚し、危機を招いています。このような課題の解決にあたっては、企業の持つノウハウやリソースの最大活用、意思を持ったリーダーシップ、多様なパートナ一シップ連携が不可欠です。
日本の近代資本主義の父・渋沢栄一の著書『論語と算盤』の中に、「正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することはできぬ。」という一節があります。四方を海で囲まれ、海とともに生き、長らく繁栄を築いてきた日本においては、責任ある経済活動やイノベーションを通じて、豊かで実りある海の美しさを取り戻すための、積極的なリーダーシップが期待されています。
BOIは共創コミュニティ「ブルーオーシャン・リーダーズ」を核に、世界中の産官学とのパートナーシップにより、シンボリックなブルーアクションとなるプログラムを実施することで、経済活動と環境保全の好循環の実現を目指してまいります。
また、私たちは国際博覧会としては初となる、会場の四方を海に囲まれた“海の万博”ともいわれる2025年の大阪・関西万博と連携し、BOIから産み出されたソーシャル・イノベーションを世界に対し、大々的に発信いたします。そして万博にとどまらず、万博を経過点として2030年のSDGsゴール達成を見据え、志を共有する様々なステークホルダーとともに海洋課題の根本的な解決へチャレンジしてまいります。何卒、皆様からのご支援ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人
ブルーオーシャン・
イニシアチブ
代表理事
代島 裕世
設立趣旨
海は、地球上の全てのいのちと暮らしに恵みをもたらす存在。その恵みは、食や化学、医学、経済、文化など、さまざまな形で全ての人間にもたらされています。
一方で人間は、その恵みを理解しながらも、目の前の便利さや豊かさを追い求め、その結果、海は汚れ、様々な危機に瀕しています。
その危機に歯止めをかけようと、国・団体・企業、それぞれがあらゆる活動を行っていますが、未だ社会全体を動かせるほどには至っていません。
こうした世界的な社会課題の解決には、企業のノウハウやリソースの活用、強いリーダーシップ、そして多様なパートナ一シップ連携が不可欠です。
海にかかわるあらゆるステークホルダーの交流と事業共創を通じ、持続的で実効性のある「海の保全と繁栄」を目指す連合団体として、ブルーオーシャン・イニシアチブを立ち上げました。
活動シナリオ
「海の万博」 といわれる2025大阪・関西万博をマイルストーンに、2030年SDGsゴールをターゲットに活動。
理事
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代表理事
サラヤ株式会社
取締役代島 裕世
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シブサワ・アンド・
カンパニー
創業CEO澁澤 健
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事業構想大学院大学
学長田中 里沙
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笹川平和財団
理事長角南 篤
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株式会社電通
シニア・イノベーション・ディレクター事業構想大学院大学
特任教授小宮 信彦
会員について
参画いただいた会員の皆様には、共創コミュニティ「ブルー・オーシャンリーダーズ」において、産官学民のあらゆるステークホルダーとの交流・共創を図っていただきます。また会員種別によって、さまざまなブルーアクションプログラムをご用意しています。