ISSUES
海の課題の現状

いま、地球の7割を覆い、
すべての人間や生物に
恵みをもたらしている海は、
もはや引き返せない
汚染の危機に直面しています。

「海」は今、危機的な状況にあります。海洋プラスチック問題、海洋資源の保全と繁栄、海洋からの気候変動対策など、海にはさまざまな課題が存在しています。海の豊かさを次世代につなぐためには、いますぐにでも産官学民が連携したアクションを起していく必要があります。

一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブは2022年12月に発足した、企業連合によるブルーアクション・プラットフォームです。「海」に関わるあらゆるステークホルダーの多面的交流と事業共創を通じ、持続性・実効性ある「海の保全と繁栄」を両立した社会課題解決を目指します。

温暖化による海水温の上昇・海洋酸性化で、サンゴ礁の白化や、石灰化生物の溶解現象などが発生している

2050年、海洋中のプラスチック量が、魚の量以上に増えるという予測がある

海面上昇や干ばつなど、温暖化に伴う気候変動による被害で、2050年には気候難民が約2億人を超えるという試算もある

海運産業の炭素排出量は、ドイツ1か国分とほぼ同量で、国に見立てると世界で8番目に多い

違法・無報告・無規制の漁業活動により、 水産資源の枯渇や生物多様性保全を脅かしている

ACTIVITY CYCLE
活動について

共創アクション・プラットフォームで
持続可能な未来社会を実現する

BOIに参画いただいた会員の皆様には、共創コミュニティにおいて、産官学民のあらゆるステークホルダーとの交流・共創を図っていただきます。異なるシーズ連携によるブルーチーム組成と共創アクションによって、様々な海の課題解決に取り組む「BLUE PROJECTS」を活動の中心とし、知の探索と共創を通じた新たな課題の解決を提案。プロトタイプ開発と地域連携によるフィールド実証を行いながら、公益性と事業性を両立させた共創ビジネスの開発を目指します。また、社会実装に向けたソーシャル・コミュニケーションの実現にも力を注いでいます。