海の課題に取り組む
多業種間コミュニティで
知の探索を図る

現在80を超える企業・団体が参加。様々な視点で海の課題解決に取り組む多業種が参加しているので、円滑なコミュニケーションを通して新たな気づきが得られます。新しい知識を得たり、知の探索を図る場として有益に活用いただけます。

1社単独ではなく
共創だから可能となる
実現への推進力

定期的に開催される本会議や各種分科会を通して、同じ目標を掲げるパートナーとの繋がりを持てることは、1社単独では困難に思える課題解決に向けての道のりが短縮されるほか、共創だからこそ生み出せる新たなアイデアへとたどり着くことができます。

COMMUNITY EVENTS
コミュニティイベント

毎月開催される共創コミュニティイベント
活動状況や研究成果などを発表・共有

BOIでは、会員間の交流の促進と具体的アクションの創出を目的として、毎月共創コミュニティイベントを開催しています。
年4回、会員が一堂に介してリアルなコミュニケーションを図る本会議では、活発なオープンディスカッションに加え、各分科会ごとに取り組んできたプロジェクトの進捗発表を行います。
その他の月では、各分科会ごとにオンラインで意見交換を行うコミュニティイベントを重ねています。

本会議

活発なオープンディスカッションで
密な連携を構築する本会議を定期開催

年4回開催される本会議は、会員同士がリアルにコミュニケーションを図れる貴重な場。オープンディスカッションや各種発表のほか、ゲストを招いての講演や懇親会も実施。企業間の連携が密になり、新たな共創が生まれる機会として毎回活発な意見交換が成されています。

THEMA
海が抱える5つの課題

課題テーマごとに研究・共創を行い
具体的なプロジェクトを社会実装させる

海が抱える様々な課題ごとにテーマを分け、その課題解決へ向けての研究や具体的なプロジェクトを推進していく分科会を開設。
各分科会の中では、複数企業・団体による共創が活発に行われており、そこで生み出された具体的なプロジェクトを社会実装させるために精力的に活動しています。
BOIの分科会を通して、海洋問題を解決に導く画期的で革新的なアイデアやテクノロジーなどが生まれていくことを、全面的にサポートしていきます。

海洋プラスチック

海洋プラスチックごみによる環境負荷の拡大という課題tに対し、流出削減や効率的な回収手段の確立、資源循環に向けた研究・技術開発と社会実装を、産官学民の共創により推進します。

分科会

回収

海洋上、海中、砂浜など回収困難な場所や、マイクロ化した回収困難な状態など、河川や海洋に流出したプラスチックごみが、海洋生態系や人間を含む生物の健康への潜在的影響、漁業や観光業、環境整備など経済的な影響、など様々な影響が考えられている。海洋プラスチックごみの効率的で低コストな回収手段の確立と、回収したプラスチックの分析による抑止施策の開発を目指す。

再資源化

回収された海洋プラスチックの多くは焼却、埋め立てでの処理が行われている。塩分などの汚れや劣化、混合材などリサイクル困難な状態。また、現在のリサイクル技術では、バージン材に比べると高コストで、市場規模も未だ小さく、安定供給も難しく、経済合理性が無い。このような状況を共創やイノベーションを通じて解決を目指す。

再製品化

海洋プラスチックの再資源化による素材については、未だ製品化においては、品質や安全性など物性の問題で製品化に用いることが限定的である。また、経済的視点においても、バージン材に比べるとコスト競争力に劣る。あるいは、色や強度の制約を受け、製品設計上の自由度が低い。こういった課題に対して、アイデアやイノベーションを通じて解決を目指す。

水産資源

水産資源の減少や海洋環境の変化に対し、持続可能な資源利用と海の豊かさの再生に向けた研究・実践に取り組みます。トレーサビリティの構築や代替飼料の開発を通じ、新たな水産モデルを創出します。

分科会

フルチェーントレーサビリティ

IUUの撲滅を目的に、海から消費者までのフルチェーンでのトレーサビリティを世界標準GDSTに則りつつ、豊富な魚種・分業化による複雑なサプライチェーンなど、日本の特徴にあわせた規格を構築を目指す。

無⿂粉餌≒養殖

すでに天然水産資源が獲りすぎな状態である現在において、養殖の市場が拡大している。しかし、その養殖も飼料は天然魚に依存している。その解決のため、無魚粉餌(たんぱく代替&必須アミノ酸代替)の検討が喫緊の課題となっている。

漁協・漁港(GX)

本テーマを取り組んでいく中で、漁協と漁港が必ずキーになってくる。一過的な課題解決ではなく、定着に向けた仕組化を目的として、漁協や漁港が従来の在り方でよいのか、分科会で扱う課題との向き合い方は、などを広く検討していく。具体的なモデルとして対馬でのアクション実施も本分科会で検討していく。

ブルーカーボン

気候変動と海洋生態系の劣化に対し、ブルーカーボン生態系の研究・保全・活用を通じた対策を推進します。持続可能な藻場造成技術の実装などにより、環境価値を社会的・経済的な新価値へとつなげます。

分科会

藻場をつくる

水温上昇や食害の影響により母藻の確保が難しく、安定的な種苗生産体制が揺らいでいる現状を踏まえ、持続可能な供給モデルの構築を目指す。各エリアに適した種苗の生産・輸送・設置の仕組み整備、高水温耐性品種の開発、海洋プラスチック問題に配慮した設置資材などの検討が求められている。

藻場をそだてる

水温上昇や食害、栄養塩不足の影響により、藻場の定着や拡大は難しい状況にある。藻場の環境価値を社会的・経済的価値へとつなげるためには、ブルーカーボンを含む多様な活用可能性を視野に入れつつ、その前提となる面積の確保と持続的な成長が不可欠。藻場を着実に育てるため、食害対策や栄養塩管理、モニタリング手法などの実装技術が求められている。

藻場をつかう・つたえる

藻場造成やブルーカーボンの意義は、生活者や企業に十分認知されているとは言えず、共感や参画の広がりが課題となっている。また、育てた藻場が十分に活用されず、収益化に至らない事例も多い。保全活動を持続可能にするため、環境価値の発信とともに、観光・教育・商品開発など具体的な出口を設計し、多様な主体を巻き込む仕組みづくりが求められている。

海業&デジタル

地域の人口減少や水産業衰退という課題に対し、異業種との連携も含め、ユニークなアプローチにより、独自資源を活かした新事業創出に取り組みます。また、デジタルイノベーションによる新たな海業創出にチャレンジします。

分科会

海業共創拠点開発と地域新事業創出

国が進める「海業」推進に貢献する、地域活性化や新産業創出を目指します。水産業の6次産業化に留まらず、多様なプレイヤーの集結と共創による地域拠点の開発や異業種アプローチにより、これまでにない新事業の開発を行います。

海洋デジタルイノベーション

海洋データは、取得や整備が国内外で進む一方で、アカデミアや産業セクター間で分断されることも多く、その統合と活用はなかなか進んでいない現状があります。産官学民の多様な視点を持ち寄り、海洋デジタルでデータを活かした新産業創出を検討します。

ソーシャルコミュニケーション

海洋課題に対する社会的関心不足に対し、人々の行動変容につながるコミュニケーションの研究と実践を行います。環境教育プログラムやグッズ開発などを通じ、海洋保全のムーブメントを創出します。

分科会

海洋環境教育

海洋課題に対する理解不足や関心の低さという課題に対し、学校・地域・企業と連携した教育プログラムの研究・開発・実装を通じて、課題の自分ごと化と意識変容を促し、主体的な行動を生み出す海洋環境教育の社会実装を推進する。

#ThankBlueのコンテンツ・サービス開発

海洋課題に対する無関心や行動につながらないという課題に対し、「#ThankBlue」をコンセプトとした、人々の参加と行動を促す新たなコミュニケーションの施策やアプローチを検討する。例えば、グッズ開発、仕組みの開発、映像やビジュアルの制作、イベントなど、各社の強みや思いを形にしながら伝えていく。

FUTURE CONFERENCE
未来会議

市民を巻き込んだ様々な活動を通し
連携協定を締結した対馬市を
最先端のサスティナブル・アイランドへ

海洋問題の集積地である島嶼部を舞台に、海の課題解決に向けた象徴的なアクションを実施。2023年より毎年開催している「対馬未来会議」では、世界最先端のサスティナブルアイランドである対馬で、「社会・仕組み・生活」を市民を巻き込みながらアイデアソンを開催。2050年に対馬を世界最先端のサスティナブル・アイランドにするための様々な活動を実践しています。