
TEAM IDEATION知の探索と共創
企業・研究者・行政など、多様な人々が集い
海の危機的状況に対して改善に挑む
日本初の共創コミュニティ
ブルーオーシャン・イニシアチブでは、知の探索と共創を活発化させるため、参加企業・団体が円滑にコミュニケーションを図ることができる体制を整えています。定期的に開催される全体会議のほか、様々な海の課題ごとに設けられた分科会で創発的に議論。それらの議論の場を通して、共創するパートナーとの繋がりができたり、新たなプロジェクトへのアイデアが生まれています。各分科会ごとに決定したテーマやアクションを基にチームを結成。複数の組織による共創を促進させることで、新たなリレーションを築き、課題解決の提案に繋げています。
また、実際のフィールドでのアクションも実践。2025大阪・関西万博での成果発表の機会を活用し、企業・団体間共創による海洋課題解決を促進します。
海の課題に取り組む
多業種間コミュニティで
知の探索を図る
現在80を超える企業・団体が参加。様々な視点で海の課題解決に取り組む多業種が参加しているので、円滑なコミュニケーションを通して新たな気づきが得られます。新しい知識を得たり、知の探索を図る場として有益に活用いただけます。

1社単独ではなく
共創だから可能となる
実現への推進力
定期的に開催される本会議や各種分科会を通して、同じ目標を掲げるパートナーとの繋がりを持てることは、1社単独では困難に思える課題解決に向けての道のりが短縮されるほか、共創だからこそ生み出せる新たなアイデアへとたどり着くことができます。

COMMUNITY EVENTS
コミュニティイベント
毎月開催される共創コミュニティイベント
活動状況や研究成果などを発表・共有
会員間の交流の促進と具体的アクションの創出を目的として、毎月共創コミュニティイベントを開催しています。
年4回、会員が一堂に介してリアルなコミュニケーションを図る本会議では、活発なオープンディスカッションに加え、各分科会ごとに取り組んできたプロジェクトの進捗発表を行います。
その他の月では、各分科会ごとにオンラインで意見交換を行うコミュニティイベントを重ねています。
※開催場所・内容については、変更になる場合がございます。
本会議

活発なオープンディスカッションで
密な連携を構築する本会議を定期開催
年4回開催される本会議は、会員同士がリアルにコミュニケーションを図れる貴重な場。オープンディスカッションや各種発表のほか、ゲストを招いての講演や懇親会も実施。企業間の連携が密になり、新たな共創が生まれる機会として毎回活発な意見交換が成されています。

BREAKOUT SESSIONS
7つの分科会
課題テーマごとに研究・共創を行い
具体的なプロジェクトを社会実装させる
海が抱える様々な課題ごとにテーマを分け、その課題解決へ向けての研究や具体的なプロジェクトを推進していく分科会を開設。
各分科会の中では、複数企業・団体による共創が活発に行われており、そこで生み出された具体的なプロジェクトを社会実装させるために精力的に活動しています。
BOIの分科会を通して、海洋問題を解決に導く画期的で革新的なアイデアやテクノロジーなどが生まれていくことを、全面的にサポートしていきます。
回収手段の確立と
再資源化の加速
サプライチェーン
の進化
普及促進と関連商品・
産業の創出
海洋都市・海運・
エネルギーの開発
新事業創造と
地域創生
共有と利活用の
推進
ソーシャル・
コミュニケーション
回収手段の確立と
再資源化の加速

海洋プラスチック問題に対し
回収手段や再資源化の
新たな仕組みをつくる
世界的に問題となっている海ごみに対して、沖や浜辺における海洋プラスチック回収手段の確立のほか、海ごみを活用したサーキュラーエコノミーシステムの開発などを目指します。分科会内には様々な領域のプレイヤーが存在するため、各社の強みや課題を共有しています。旗印となるストーリーを基に、海ごみに関する新規事業を各社検討。様々なプロジェクトが企画・推進されています。
サプライチェーン
の進化

天然資源の維持管理養殖普及の
ソリューションを開発し
マネジメントサイクルを確立
天然資源の維持管理と養殖普及のソリューション開発と両立、サプライチェーン全体での適切なマネジメントサイクルの確立を目指す分科会です。鮮魚の流通課題を解決するために、コールドチェーンの次世代化プロジェクトのほか、IUU漁業対策としての、トレーサビリティ世界標準日本版へのローカライズ検討プロジェクト、養殖のサステナ対策としての無魚粉飼料プロジェクトなどを実現するために活動しています。
普及促進と関連商品・
産業の創出

カーボンニュートラル実現に向け
ブルーカーボン認知度の向上に加えて
ビジネスモデルを確立する
カーボンニュートラルの実現に向けた、ブルーカーボン認知度の向上とビジネスモデルの確立、地域特性にあわせた藻場再生活動の推進を目指している分科会です。ブルーカーボンの普及促進と関連商品・産業の創出を目的として、分科会に参加する企業・団体の取り組みやエリアを一覧化。知見共有のための情報共有ネットワークを構築しました。各社共同プロジェクトとして種苗開発・育成に関するアクションも検討・推進しています。
新事業創造と
地域創生

漁業の6次産業化の促進
従来までの発想を超えた
新たな新業態を創出
「海からの観光」の新事業創造と地域創生をテーマに、様々なアイデアを企画・検討、プロジェクトの開発を行なっている分科会です。海業活性化と地域創生を目的とした海業マッチングサイト、地域活性化に貢献する水中ドローンレース大会、地域に繰返し来訪するコアな関係人口づくりを目指した企業向けビジネスキャリア研修など、複数のプロジェクトが具体的に検討されています。
ソーシャル・
コミュニケーション

人々の行動変容に繋がる
社会を変える
コミュニケーションの実践
海洋保全を加速させるソーシャル・コミュニケーションの実現を目的とした分科会です。水産廃棄物を用いてリサイクルしたグッズの開発、分科会に参加している団体が発刊している書籍を活用しての教育プロジェクト、万博イベントをフックにした体感ワークショップの開発など、海洋問題を身近に感じることによって、世界中の人々の行動変容に繋がる、社会を変えるコミュニケーションの実践に取り組んでいます。
FUTURE CONFERENCE
未来会議

市民を巻き込んだ様々な活動を通し
連携協定を締結した対馬市を
最先端のサスティナブル・アイランドへ
海洋問題の集積地である島嶼部を舞台に、海の課題解決に向けた象徴的なアクションを実施。2023年より毎年開催している「対馬未来会議」では、世界最先端のサスティナブルアイランドである対馬で、「社会・仕組み・生活」を市民を巻き込みながらアイデアソンを開催。2050年に対馬を世界最先端のサスティナブル・アイランドにするための様々な活動を実践しています。